原因

安静時には痛みがないのが特徴ですが、テニスをしている人だけがなるものではなく、テニスプレーヤーに多いことからこの名前が付けられたそうです。肘がかなり痛くなってから診察に来る患者さんの多く、手や足首を伸ばすことは自分が思ってる以上にかなり負担がかかりやすいのにもかかわらず使いすぎていたりして、腕の筋肉や腱が炎症を起こして痛みます。30歳代~50歳代の人や、特に女性は男性に比べ筋力が弱いためなりやすいですが6か月以内に9割は改善されます。診断するには肘を伸ばしたままの状態で、片手で椅子などを持ち上げる。などの簡単なテストを行い、肘外側から前腕にかけての痛みを感じたら、上腕骨外上顆炎だと診断されます。
加齢や日々パソコンを長時間使っていることからくる疲労。テニスをやっていてボールがラケットに当たる時の衝撃や、疲労がたまり炎症を起こし、肘が痛くなる障害です。バックハンドで肘の外側を痛めるバックハンドテニス肘と、フォアハンド肘の内側を痛めるフォアハンドテニス肘があります。加齢による筋肉や腱の衰え、反復運動が繰り返されると関節にだんだんと負担がかかってきて、関節は消耗します。加齢やテニスでボールを打ったり、雑巾絞りや、よく手を使う軽作業、長時間のパソコン操作をしすぎで肘が痛くなったりします。