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腰椎椎間板ヘルニア

症状

腰が痛くて押さえている女性

腰椎は上半身を支えるとても大きな荷重を受けもっています。同時に可動性が大きいため、椎間板の障害を起こしやすい部位で、初期症状としては、激しい腰痛があり、その後に下肢の痛み・しびれを引き起こします。ほとんどは片側性で、咳(せき)やくしゃみでも激痛がはしり、前傾姿勢・イスに座るのがつらく、横になっているのが楽というのが一般的な症状の特徴です。20~40代で比較的若い人に多い病気で有病率は人口の約1%とされています。しびれ感の部位は、圧迫される神経によって異なり、圧迫が強い場合は運動麻痺が生じます。

原因

椎間板ヘルニアは、あるひとつの原因で起きるわけではなく、さまざまな因子が影響して発症するものです。重労働・喫煙、姿勢などの環境因子や遺伝的因子の影響があると考えられている一方、スポーツの影響は不明で、加齢が関係しています。座るなどの動作でも体重の約2.5倍の圧力がかかるともいわれています。重いものを持ち上げたり、腰をひねった時など、その繰り返しが椎間板に変性をもたらし、偏食でのカルシウム不足で骨が変形して椎間板を圧迫するケースなどが原因となります。根本的な原因は、背骨に負担がかかっていることです。

予防

ご飯のイメージ
  • 正しい姿勢を意識する。
  • 骨の老化を防止する食生活。
  • 好き嫌いをせずに栄養バランスのとれた食事をする。
  • 背筋・腹筋を鍛えおなか周りの筋肉をつけて、負担に強い腰を作る。
  • 背筋・腹筋を柔軟にするためにストレッチをする。
  • 体重オーバーは腰にかかる負担も増やしてしまうため適正体重の維持に努める。
  • 動けるようであれば患部をコルセットで固定して、整形外科の診察を受ける。

腰部脊柱管狭窄(きょうさく)症

症状

ドライブ中の男性

加齢、労働、あるいは背骨の病気による影響で脊柱管を構成する組織の形が変わり、それにより脊柱管が狭くなり(狭窄)、中を通っている神経や血管が圧迫されることで、神経の血流循環がうまくいかなくなったりして腰痛や下肢のしびれなど、さまざまな不具合が起こります。椎間板ヘルニアよりも中高年に発症し、重労働や重いものを持つ職業の方にもよく見られます。無理をし、腰を痛めたことがある人、長時間運転する人などはなりやすい病気です。

原因

腰痛、腰の周りが重くなるや、歩き始めに痛みはないですが10分以上の長い時間の歩行が困難になります。ですが、腰掛けて休憩し、前かがみで休むとまた歩けるようになり、歩き出すと足がしびれ、歩きにくいなどの症状が代表的です。前かがみになることで神経の圧迫が緩むため痛みが和らぎます。
足の裏・太ももなどがはってる感じがする、足が上がらない、階段でつまずくなど足に力が入りにくくなり、重症化すると、排尿障害や便秘になったりもします。
足の症状だけで、腰痛がない場合もあります。

予防

  • 姿勢をきれいに正しく保つこと。
  • コルセットを患部にまき固定する。
  • 消炎鎮痛薬、神経の血行をよくする薬である血流改善薬服用
  • 神経を圧迫するような動作や姿勢を避ける。
  • 背中を反らせる姿勢はしない。
  • 杖や手押し車を使う。

日常生活を少し工夫することでかなり症状を軽減できます。

痛みが強い場合

神経ブロック注射(硬膜外ブロック・神経根ブロック)を行います。
さらに牽引や温熱療法などの理学療法を併用して治療します。
上記のような治療を行っても症状が改善しないまたは、日常生活に支障が出てくる場合は、手術療法を考えます。

腰椎すべり症

症状

腰が痛くて押さえている高齢女性

腰椎は、通常簡単にずれたりしないようになっていますが、ずれてしまうことがあり、すべり症といいます。
すべり症には、骨が後ろ側へずれる“後方すべり”と、前にずれる“前方すべり”があります。特に女性に多い病気で生理がおわり、閉経した50~60歳くらいが特に多く発症します。女性ホルモンの減少により、これまで支えていた骨が支えられなくなり、起こるのではないかと考えられています。また、加齢によって膝などが悪くなるのとおなじ様に腰椎も変形し、ずれてきてしまうとも言われています。症状は主に腰痛ですが、なんとなくの痛みや違和感から始まるので、年齢的に仕方ないと思ってしまい、気が付かない場合や、我慢してしまう人が多いのが現状です。

原因

加齢による靭帯(じんたい)組織や椎間板の劣化によるものです。
年齢を重ねると共に過負荷になってしまうにも関わらず、若い頃であれば靭帯(じんたい)も丈夫で腰椎がすべっても瞬間的なものにとどまりすぐ元に戻すことができますが、加齢とともに靭帯(じんたい)も衰え、すべると柔軟性がないために、元に戻すことができない。これが、年配者にすべり症が多く見られる理由です。

治療

注射器のイメージ
保存療法(非手術療法)
  • 安静…腰に負担のかかる作業は行わない。
  • 薬物療法。
  • 腰椎コルセットの着用…腰部の動きを制限し、腰椎を安静に保つ。無理のない運動を行う。
  • 神経根ブロック…痛みやしびれの原因の神経に、局所麻酔薬を注射する治療。少量の薬で鎮痛作用がある。
  • 体重が増えると、腰椎にかかる負担が増すので、肥満にならないことも大切。
手術療法

日常生活に支障を来す場合、100m以上続けて歩けないや、直腸障害のある場合に手術療法を検討します。

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